HACCP義務化(2020.6~。事業規模等によっては1年間の猶予)により、食品自体の安全性強化の機運が高まり、食品製造メーカーを中心に、フードチェーンに連なる食品原料製造、食品添加物製造、食品包装資材製造等の関連企業を巻き込んだ形で、HACCPを含んだ規格であるFSSC22000、ISO22000の取得検討企業が増加しております。
同規格の100社以上の取得支援実績をもつテクノソフトにおいて、主担当のコンサルタントから、同規格導入での注意点、テクノソフトのコンサルティングの方法、特徴について説明いたします。
導入の対外的な目的は自社製品流通のためのアピールになると思いますが、真の目的は、食品安全性や組織のレベルアップが自発的に図れるようになることだと思います。
トップのリーダーシップによって、しっかりと自主運用できるマネジメントシステムを構築し、運用するという意志を組織に浸透させていただきたいと思います。
まず初めに、お客様には、確実に認証を取得していただきます。
企業様は認証の取得活動において、規格をそのまま取り入れようとする傾向があります。その結果、組織に馴染まないシステムが完成し、運用に負荷がかかるというデメリットが生じます。
テクノソフトでは、業種(取扱製品)、規模に応じて規格を“企業様が背伸びせず、自立した運用ができるよう心掛け、システムを構築いたします。例として、過度ではなく取り扱い製品にとって適切な衛生管理レベルを目指す、運用ルールを規定するものは、必要最低限なものにとどめるようにする、ことなどです。
また、システム構築にあたっても、できる限りシンプルなシステムを目指すのは先述の通りですが、担当者様の作業負荷もできるだけ少なくなるように配慮しています。
また、テクノソフトでは審査前後、運用中のサポートも充実しているので安心して取得、運用対応を行っていただけると思います。
現状の組織の運用実態を活かした規格の導入を意識しています。
既存の文書などは極力生かし、違和感なく、これまで通りの運用の延長上で規格の導入、対応していただけるように支援することをモットーとしています。
支援を行った社員皆様の意識レベルが向上したという声を多くいただきますし、コンサルタントの立場からも同じ感想を持ちます。
また、導入後はしっかりと自主運用し、レベルアップされている企業が多く、とても嬉しく思っています。
まず、これから認証取得を考えておられるご担当の方には、認証取得は決して高いハードルでもなければ、設備改善のための多額な費用を要するものでもないということをお伝えしたいです。FSSC22000、ISO22000いずれの規格にも“継続的改善”という概念があります。認証取得後に、PDCAを回すことによって、組織のレベルアップを図れば良いのです。
また、認証取得はしたものの、製品の安全性や組織のレベルアップに対して実感が持てない、あるいはマネジメントシステムの運用負荷が大きすぎて、本業に差し障りがでていると感じているご担当の方もおられるかもしれません。そんな場合は、私たちコンサルタントに是非、ご相談ください。ちょっとしたシステムの改良や運用の仕方で大きく印象が変わる可能性があります。
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