ISO9001・ISO14001規格改定情報(ISO9001:2026が9月に発行される予定です)
ISO14001
2026年1月5日:FDIS(最終国際規格案)発行
2026年4月15日:ISO 14001:2026発行
2026年7月頃:JIS Q 14001発行予定
* 移行期間は発行から3年間となる見込みです。
◆規格改訂の概要(要点)
- 生物多様性・生態系・気候変動など「環境状態」をより体系的に扱う方向へ拡張
- サプライチェーン/ライフサイクルの管理要求が明確化・強化
- EMSの「実効性」を重視し、内部監査・マネジメントレビューの質を向上
- 規格構造は大きく変えず、現行要求の明確化が中心
- サステナビリティ関連の強調(4.1)
- 利害関係者のニーズ・期待の順守義務化(4.2)
- 適用範囲の決定で考慮する組織の権限及び能力の明確化(4.3)
- 活動、製品及びサービスを適用範囲に含めることの強化(4.3)
- 適用範囲の文書化の目的を明示化(4.3)
- 環境側面としての緊急事態決定の強調(6.1.2)
- ライフサイクル視点の強化(6.1.2)
- リスク及び機会の決定の独立化(6.1.4)
- 変更の管理の新設(6.3)
- 管理及び影響を及ぼす対象の明示化(8.1)
- 監視、測定、分析及び評価対象の明示化(9.1.1)
- 内部監査における目的の明確化(9.2.2)
- 内部監査における文書化する情報の明示化(9.2.2)
- マネジメントレビューへのインプットの明確化(9.3)
- 10.1の内容が10.2 / 10.3に統合(新10.1 / 新10.2)
- 不適合と是正処置に対する体系的アプローチ(新10.2)
当社では2026年度版の新規取得・移行支援を開始しております。
下記の移行支援メニュー以外にも、お客様のご要望に応じた支援メニューをご提案いたします。
【ISO14001:2026移行支援メニュー】
| 希望 マーク | 支援項目 | 支援内容 | 成果物 / 支援結果 |
| A | ISO14001:2026の理解 (教育の支援) | ISO14001:2026の内容について解説 | 規格の理解 |
| B | 環境マネジメントシステムの改訂 | 環境マニュアル及び関連文書の改訂サポート | 改訂した環境マニュアル及び関連文書 |
| C | ISO14001:2026対応 内部監査員養成セミナー | 訪問セミナーを実施し、終了証を交付 | ISO14001:2026対応内容の内部監査員 |
| D | 移行審査準備 | 移行審査に向けての準備支援(教育訓練、内部監査、マネジメントレビュー実施支援など) | 審査準備の完了 |
| E | 移行審査への対応 | 移行審査の指摘事項への対応検討 | 移行登録証 |
| F | その他 | ご要望に応じて対応 (既存MSのスリム化・リフォームなど) |
ISO9001
2026年5月:FDIS(最終国際規格案)発行
2026年9月16日:ISO9001:2026 発行予定
2026年12月以降:JIS Q 9001発行予定
* 移行期間は発行から3年間となる見込みです。
◆規格改訂の概要(要点)
ISO 9001:2026は全面改訂ではなく、2015年版をベースとした発展的改訂です。
今回の改訂で特に重要なのは次の5点です。
- 品質文化と倫理的行動の要求追加
- リスクと機会の明確な分離
- QMS変更管理の強化
- 気候変動要求事項の正式組込み
- 附属書Aの大幅拡充
◆各箇条の改訂ポイント
- ISO 9000:2026との用語定義の整合(箇条3)
- 気候変動に関する課題の考慮要求として規格本文に追加(4.1)
- QMSを通じて対応する利害関係者要求事項の明確化(4.2)
- 品質文化及び倫理的行動の促進要求の追加(5.1.1)
- QMS完全性維持の対象拡大(5.3)
- リスク及び機会の決定要求の再構成(リスクと機会を明確に区別)(6.1)
- QMS変更時の伝達監視評価レビュー要求の追加(6.3)
- 組織の知識の対象をQMSの意図した結果の達成へ拡大(7.1.6)
- 品質文化及び倫理的行動に関する認識要求の追加(7.3)
- 不測の事態に関する内容として、製品又はサービスの提供の中断が追記(8.2)
- 設計開発計画における考慮対象が利害関係者へ拡大(8.3.2)
- 設計開発のアウトプットの規定内容の拡大(8.3.5)
- 外部提供者へ伝達する要求事項の拡大(8.4.3)
- 顧客満足の監視要求の強化(9.1.2)
- 内部監査における監査目的の設定要求の追加(9.2.2)
- 継続的改善要求の再構成(旧10.1/10.3の統合)(10.1)
- 附属書Aの全面的な説明拡充(附属書A)
- 箇条別の意図及び適用上の解釈の明確化(附属書A)
- 附属書Bの削除(附属書B)
- 文書化した情報に関する表現の「available」中心への見直し(全般)
文書化した情報として「利用可能(available)」でなければならないとされ、「維持する(maintained)」や「保持する(retained)」という用語は置き換えられました。
※ 上記内容は2026年8月10日時点での情報で今後修正となる場合がございます。
新たな情報を入手次第、随時修正、新情報の掲載を行います。
当社では2026年度版の新規取得・移行支援を開始いたします。
下記の移行支援メニュー以外にも、お客様のご要望に応じた支援メニューをご提案いたします。
【ISO9001:2026移行支援メニュー】
| 希望 マーク | 支援項目 | 支援内容 |
| A | ISO14001:2026規格の説明 | ISO9001:2026要求事項について解説します。 |
| B | 品質マニュアルの作成支援 | 改訂版の品質マニュアルの作成を支援します。 |
| C | QMS関連規定の見直し改訂支援 | QMS関連規定を見直し、作成・改定を支援します。 |
| D | ISO9001内部監査員移行教育 | 既存ISO9001内部監査員を対象に2026年版改定内容の教育を実施します。 |
| E | 審査前準備の確認支援 | 教育訓練、内部監査、マネジメントレビュー実施記録の確認をします。 |
| F | 移行審査指摘事項の対応支援 | 移行審査の指摘対応について支援します。 |