FAQ
ISOに関する質問
ISOの効率化・有効活用に関する質問
コンサルティングに関する質問
テクノソフトとはどんな会社
ISOに関する質問
- ISO取得を検討していますがISOとはどのようなものですか?
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ISOは企業が事業活動を行う際の国際的な基準を定めたものです。企業が目指すところを達成するためにどのような仕組みで経営すればいいのかのガイドラインを示しています。ISOにはいくつかありますが、ISO9001(品質)・ISO14001(環境)が一般的で、その他にもセクター規格といわれる特定の業界向け規格があります。多くの企業は、ISOを次のようなことに役立てています。
・企業体質の強化
・従業員の意識の改善
・作業の標準化
・業務の見える化
・責任権限の明確化
・顧客からの信頼を得る
- 少人数の会社でもISOは取得できますか?
- ISO取得に人数は関係ありません。テクノソフトでは、1名のみの会社のISO取得のお手伝いもしています。重要なことは、どのような業務活動があって、どのような製品・サービスを提供しているのか、それらをどのような目的で、誰がどのような方法で管理(マネジメント)しているのかを明らかにし、いつでもそれが出来るようにすることです。
- ISOを取得すると文書が増えますか?
- ISOを取得すると文書が増えるとよく言われます。当然ながら、ISOの仕組みは文書であらわしますので一般的に文書は増えます。一方、ISOでは既にある文書を見直し、仕分けをし、整理します。従って、ISOの仕組みと必要な文書を簡素化することとともに、現在ある文書を整理していけば、それほど多くの文書が増えることにはならないと思います。
- ISOを取得すると仕事が増えますか?
- ISOを取得して大変になったという話を耳にすることもあります。実際、ISOの活動には、これまで手薄であったマネジメントに関すること、当たり前でやってきたことを文書にしたり記録にすることなどが含まれており、これらの部分は作業として増えてきます。一方、ISOの活動の中で、ムダや非効率的な業務が改善されることが期待できます。ISOを適切に実施すれば、得られるメリットに対比して仕事がたくさん増えたということにはならないように思います。
- ISOの維持は大変ですか?
- 取得後にISOを維持する仕組みが形骸化したり、担当者がいなくなったりで、定期審査時にあわてる企業も見受けられますが、取得後も事務局(ISO推進室)などの仕組みを維持して、日頃からきちんと運用しておけば問題ありません。しかし、はっきり言って、維持にはエネルギーが要ります。ですが、ISOを経営の一部として認識し、運用することにより(ISOの本来の姿です)、維持にかかる労力を上回る利益が生まれます。
- ISOは、取得することだけを目的に取得してもそれなりの効果は期待できますか?
- 親会社や取引先の要請によりISOを取得せざるを得ない企業も多く見受けられます。認証取得には審査があり、ISO規格の基準をクリアしないと認証取得できません。従って、取得だけが目的といっても、最低限のISO活動を実施することになります。ISOはもともと企業の経営に役立つことを目的に作られていますので、認証取得することにより、その効果は目に見えてくると思います。
ISOの効率化・有効活用に関する質問
- どうすれば役に立つISOができますか?
- 経営層、管理層がISOを仕事に役立てるという強い意志を持つことです。ISOを仕事に役立てるのは、実際に業務を担当している従業員です。経営層、管理層が強い意志で従業員をリードすることが大切です。本来ISOは仕事、経営に役立つ仕組みですので、ISOを取得された企業はすでに役立つ仕組みが出来ているはずです。誰がISOを実施して役立てるのでしょうか?
- 取得したISOを有効活用するにはどうしたらいいか?
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上手く活用できていない理由はいくつか考えられます。
・システムが企業に合っていない
・システムが重い・複雑
・文書が多すぎる
・社員に浸透していない等ISOの有効活用のためには、活用できるシステムへ見直す必要があります。ISO取得から3年以上経てばシステムのリフォームが必要です。テクノソフトはISOの有効活用を目的とするコンサルティングプランを準備しています。当社HPをご参照願います。
- ISOを取得するときに、業務改善活動も出来ますか?
- 体質強化を目的にISOを取得する企業は多くあります。ISOは当然ながら、業務改善を主要なテーマに含んでいます。実際、企業のニーズにより、ISO取得時に5S、ムダとり、業務改善等を同時に行う場合もあります。
コンサルティングに関する質問
- 必ずISOを取得できますか?
- テクノソフトがこれまでに支援した企業では、倒産及び取得活動を途中放棄した場合等の特殊事情を除いた全ての企業が取得しています。これまでの経験から、ほぼ確実にISO取得できると言っていいでしょう。
- ISOを取得する際の準備は?
- ISO取得に際してコンサルタントを活用される場合には、事前に予備知識等を得ておく必要はありません。コンサルタントにISOの説明、規格の解説、取得スケジュール設定など全てお任せください。コンサルタントが企業の要望に従って、取得に向け最短ルートを設定し、それに従って取得活動をリードします。
唯一必要な準備として、取得活動の推進メンバーを決めてください。
- 取得まではどのくらいの期間がかかりますか?
- 取得への準備・人・規模及び取得する規格により異なりますが、10ヶ月程度で取得するのが一般的と思います。前半はシステムの構築、後半はその運用にかかる期間です。審査では運用状況をチェックされますので、ある程度(3~6ヶ月間)の運用期間は必要です。取得する目的により、短い場合は数ヶ月・長い場合は1年半くらいかけて取得することもあります。短期間だと理解不足・長時間だと途中でだらけたりしますから、適切な時間で取得することが有効と思います。
- ISOを取得する際、活動時間が取れないが大丈夫ですか?
- 活動時間が取れなくて、取得をためらう企業もあります。ISO取得には、数名からなる推進チームが1年足らずの期間中、本来の業務以外でISOのために長時間の活動が必要とされてきました。しかし、最近では取得企業も増え、そのISOの仕組みもモデル化されてきています。そこで、ISOシステムの構築段階では企業の担当者の労力と時間を出来るだけ使わない(活動時間が取れない企業向けの)ISO取得コンサルティングコースも開発されております。テクノソフトでも、活動時間が取れない企業向けのコンサルティングを実施しており、好評を得ております。
- 人の余裕が無いので、コンサルタントにどこまで任せられますか?
- これからISOを取得する企業の場合、専任担当を置くことは難しく、兼務で取得活動を行うケースが殆どと思います。コンサルタントは、企業のニーズに合わせて取得のお手伝いをします。企業の要望に応じて、文書類作成・教育・内部監査及びマネジメントレビューの実施・審査の立会いなど取得まで多様な方法で支援します。具体的な支援内容、方法はコンサルタントに直接聞かれることをすすめます。
- どのようなコンサルティングをしてくれますか?
コンサルタントは次の事を行います。
1. 企業の現状、取得のニーズなどをヒアリングし現状把握を行う。
2. 文書の雛形・サンプルを準備し推進メンバーの皆様と共同でシステム構築、文書作成を行う。
3. システムの運用状況確認・内部監査・マネジメントレビューを支援する。
4. 審査後の改善、是正処置計画など認定取得完了までフォローする。必要な場合、審査の立会いも実施します。
コンサルティングの流れの詳細はこちらをご覧ください。
- どのようなコンサルティングのコースがありますか?
- 取得まで全てをコンサルティングするフルコンサルティング、必要な部分だけをコンサルティングするポイントコンサルティング、また文書作成も引き受けるコース、など企業ニーズに合わせた多様なコースを当社HPのコンサルティングプランに紹介しています。それ以外にも、当社は個々の企業のニーズに合わせて、プランをご提案させていただきますので、お気軽にご相談願います。
- ISO9001とISO14001を取得しているが、一つにまとめるコンサルは出来ますか?
- 企業がISOの一元管理を目指し一本化することは、審査機関も推奨しています。テクノソフトでは二つ以上の規格の一本化コンサルティング(統合といったり、複合といったりします)を、数多く実施しています。特にISO9001とISO14001を取得され、審査を同時に受けておられる企業におすすめです。
- コンサルタントは文書を作ったり、サンプルを提出してくれますか?
- ISOを取得する企業にとって、文書作成は大変と思います。コンサルタントは文書のサンプルを準備することはもちろん、推進メンバーとともに文書を作成します。又必要な場合、コンサルタントが文書を作成します。
- ISO取得後もフォローしてくれますか?
- ISO取得後も、有効活用・定期審査への対応など不安は多いと思います。テクノソフトは取得まででなく、取得後も社内への浸透に向けフォローいたします。当社HPにコンサルティングプランの一例を示していますのでご参照願います。
テクノソフトとはどんな会社
- テクノソフトはどんな会社ですか?
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テクノソフトは、株式会社クラレのグループ会社で、次のことを支援する総合コンサルティング会社です。
・ISO認証取得、維持、改善
・業務改善
・人事、経理、経営、教育など管理業務の構築、改善
・営業・販売業務改善
・新規事業探索、新規商品開発、市場調査、技術改良
・セミナー(内部監査員養成セミナー等)
- コンサルタントは選べますか?
- ISOを取得する時、コンサルタントの選び方は大切です。業種に精通・審査経験等も選択時の一つの要素です。もっと重要なことは、企業に合った、信頼できるコンサルタントを選ぶことです。
テクノソフトでは、企業のニーズを確認させていただいた上で、最適のコンサルタントを選びますが、契約前にコンサルタントに会っていただき、企業の了解の下でコンサルタントを決めます。